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リュックを背負って徒歩発電

 Scientific American より。

 これ、誰もが一度は想像したネタじゃないですかねえ?

 一言でいってしまうと、ウェアラブル(装着式の)な発電機です。

 

Pounding Pavement Generates Electricity When Wearing Novel Backpack

背負って歩くと電気を発生する新しいバックパック

http://www.sciam.com/article.cfm?chanID=sa003&articleID=000E2203-A303-1320-A30383414B7F00A7

 

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 科学者たちにより、「発電する」リュックサックが開発された。本日の Science 誌に掲載されたところによると、この新デバイスは、歩行者の腰の規則的な上下運動を電気エネルギーに変換する。おそらくこの新案は、兵士、救護員、科学者や、その他の遠隔地で移動する人たちに電力を供給する助けとなることだろう。

 

 外を歩いているとき、人の腰は、1歩ごとに5~7センチメートルの高さを上下する。ペンシルバニア大学の Larry Rome と彼の同僚は、この特徴を生かして、「負荷を宙吊りにした」新たなリュックサックを設計した。このカバンの土台には輪の形の枠があり、この枠は着用者の腰につながれている。この枠が上げられたり下げられたりするとリュックサックの中身も上下する。このようなホッピング状の動きにより、力学的エネルギーが生み出され、このエネルギーは今度はアタッチされたモータによって電気へと変換される。研究室での実験では、ボランティアたちは20~38キログラムのリュックサックを身に付け、約7.4ワットの電力が生み出された。これは小さな電子デバイスを複数個同時に動作できる電力だ。(この科学者たちが述べるには、対象の使用者が背負ったカバンの装備はほとんどが36キログラム以上であり、負荷のうちの最大25%は交換用バッテリーによるものである。)力学的エネルギーの量は、どのぐらいの重さが動いたかに関連しているので、リュックサックが重たかったり足取りが素早かったりすると、より大きな電力が生み出される。

 

 この科学者たちはこう述べる。パックパックの外部の金属枠(6キログラム以下)が対象の歩き方をわずかながら変えており、これにより、被験者たちの足取りにムダが少なくなっている(訳注:つまり発電量が減ってしまっている)。「代謝的なことを言うと、この枠は私たちが予期していたよりももっとチープにする(軽くする)べきと分かりました。」と Rome は言う。「着用者が使ったエネルギーは、自身が運んでいるエネルギー源によって埋め合わせされるでしょうが、この埋め合わせのエネルギーは、バッテリーの重さにはかなわないのです。」このチームは、現在は試作品であるこの設計を改良しようとしている。おそらくいつの日にか、長移動に交換用バッテリーを運び回さなくとも良くなることだろう。

 

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 20~38キログラムというと子供1人分の体重に等しい重さなわけです。しかもどうやら今のところは、発電したエネルギーよりも、装置全体を運ぶのにかかるエネルギーの方が大きいみたいで、実用化はもうちょっと先の話なのかなあと想像したりします。けれども、これがやがてウェストポーチぐらいの大きさになって、誰もが使えるようになったとすると・・いろいろと妄想が膨らんでいってすごく楽しいですね。

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コメント (2)

自然人:

■おもしろいです。
これは、面白い試みですね^^
どうせなら、装置全体を運ぶエネルギーも、吸収して電気エネルギーに変換できればいいのに。・・・なんて無理ッスよね^^;
あ、gooの件、ありがとうございました。
「なるほど~」って、思いっきり感心しちゃいました。
記事追記&アメーバブログの意味調べも自分なりにしてみたので、もしよろしければご覧下さい^^


http://ameblo.jp/natural-man/
riverplus:

■リュック
こんにちは。由来の記事、どうもありがとうございました^^
徒歩発電の原理はシンプルで、なんとなく「できそうやん」と思ってしまうけど、実際にやろうとすると困難みたいですね。今後の進展に期待です。


http://ameblo.jp/riverplus/

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