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作文でハマるとき、プログラミングでハマるとき。

 ・・・意外と研究所の仕事って、文章を書く機会が多いなあ。
 
 入社してから以後、こんな感想を持つようになってきました。
 
 大学生やっていた頃は、文章と言えばせいぜい講義のレポートや卒論・修論などを書くぐらいでした。

 現在の生活では、毎週末に提出している週報のほか、例えば社内向け報告書、あるいは特許の申請書など、文章を書かなければならない機会がけっこうあるのです。
 というのも、研究所という場所は他の部署と比べて、従業員の客観的な成果評価が難しいという側面があるようです。
 ですから、「報告書を何本書いたか」「特許を何件書いたか」ということが、成果評価の際には重要なポイントとなってくるわけです。

 そういったわけで、現在、ようやく報告書が一本書き終わりました。
 今月以降は特許の執筆作業をやっていくことになりそうです。
 
 さて、一連の執筆作業をやっていて気付くのですが、書いてるうちに、自分は作文が下手なのだなあ、とだんだんと思い知らされてくるのです。
 
 ひとまず頭に浮かんだフレーズをタイプしていって、なんだか意味の分かり難い文だなと思いつつも次に進み、4~5行ほど書いた時点で、前後の文章のまとまりが全然なっていないことに気付き、それではと思いあちらを直してみたものの、今度はこちらの表現が不自然、もう二進も三進もいきようにないので、結局半分ほどデリート。

 ・・・というような感じで、非常にゆっくりとしたペースで進行しています。
 まるで終わりのないもぐら叩きのよう。
 
 そうして、数十時間もの時間を費やして、やっと今回の報告書の完成にたどり着けたわけですが。
 これと似たような苦労を、つい最近にやっていたことを思い出しました。

 それはプログラミングをしているときでした。
 
 ろくにデータの構造やロジックについて検討しないままにコードを書き始め、しばらくするうちに条件分岐が必要なことに気付いて判定用の変数をその場で1コ増やし、またしばらく進めるものの、どうやら状況によって変数がおかしな値をとることを発見し、修正したものの、その結果今度はあちらで間違った処理が行われ・・・と結局、諦めて関数ごとデリート。

 作文の際とほぼ同様な手順を踏んでいることに気が付いてしまいました。

 例えば、おもちゃの積み木遊びをするときに、
 とりあえず面白そうな積み木から順番に組み上げていって、バランスが悪くなったところで、既に積んである他の積み木を直してなんとかするという遊び方。
 あるいは、はじめに漠然とでも全体像を頭に思い浮かべてから、はじめに土台の積み木を並べ、順に2段目3段目を組み上げていく遊び方。
 おそらく、僕の思考経路はこれまで前者のタイプだったのでしょう。
 勝手な推測ですが、おそらくこのタイプは、作文が苦手な人が多いはず(笑)。

 積み木もプログラミングも、これまでは特に意識せずに前者の遊び方でやっていたと思うのですが、今後はもうちょっと土台作りを意識する必要があるみたいです。

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